喫煙に関する国の動きがようやく進みかけていますが、こういう事に関しては本当に遅いと感じます。
日本の受動喫煙に関する取り組みは他の先進国と比べるととても遅れていて、これだけ健康被害との関連が叫ばれているにもかかわらず、いつまで経っても「分煙ならいいんでしょ?」という低レベルな意識で議論をしているように感じます。

タバコは健康にとって「百害あって一利なし」であり、吸う必要の無いものではなく、吸ってはいけないものだという認識がまだまだ不足しています。
喫煙者からすると、タバコは「嗜好品」で好きで吸っているのだし、健康を害しても誰に迷惑をかける訳ではないと考えているようですが、その煙が喫煙者以外の人の命を削っているという事実に目を向けるべきですし、タバコが原因で患う疾患にも健康保険が使われるのです。
医療費を少しでも減らしていかなければならない現状で、喫煙行動は絶対にやめるべきなのです。
喫煙は、「誰にも迷惑をかけない」。
これはとんでもない勘違いで、「喫煙者以外のすべての人の迷惑になる」のです。
喫煙行動は薬物中毒であり、意思だけでやめるのはとても困難ですので、しかるべき対処が必要ですが、絶対にやめられないものでもないことから、ニコチンに負けず一度しっかりとご自身の健康と喫煙について考えてみましょう。
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