早・旨・安

外食について、自分なりの「哲学」のようなモノがあります。(それほど大したモノではありませんが・・)

 

それは、最高のロケーション、最高の素材、最高の調理器具、最高のスタッフ、最高のプライス、それで料理がおいしいのは『当たり前』。

 

同じく、そこそこのロケーション、そこそこの素材、そこそこの調理器具、そこそこのスタッフ、そこそこのプライスの料理が「そこそこの美味しさ」というのも『当たり前』の事で、なんの感動も喜びもありません。

 

整体 姿勢屋

 

人が本当の意味で感動を覚えるのは、「サプライズ」なのだそうで、予想していた事を遥かに凌ぐことが起こったり、あるはずも無いと思っていた事を目の当たりにするような時に、驚きや感激という感覚が大きくなるのです。

 

ですから「超高級」と呼ばれるようなお店や有名シェフと呼ばれるような方のお店で、美味しい料理が食べられる事は当たり前すぎて何の感動もありません。

 

ただ、「予想通り美味しい」と思うだけなのです。

 

喜びや感動を感じられるのは、それとは逆の要素が満載のお店で、とても美味しい料理やプライスとのギャップがあり過ぎるような予想だにしない料理と出会った時だという事です。

 

つまり、「早くて、旨くて、安い」というようなお店はこの類に入ります。

 

とは言っても「某牛丼チェーン店」ではありません。

 

例えば、神戸にある神戸大学医学部付属病院の横、医学部食堂です。

 

 

生活協同組合、いわゆる「生協」が運営?しているのでしょう。

 

基本は「学食」ですが、病院関係者はもちろん一般の方も利用できます。

 

 

中に入ると、トレイを持って流れ作業のように進む、まさしく学食スタイルです。

 

 

栄養士さんが考えた「栄養士メニュー」や日替わりのランチなど、メニューも豊富のため注文の際ついつい悩んでしまう程です。

 

ですので、今回は食べたい物をチョイスするというスタイルにしました。

 

それがコチラ!!

 

 

チキン南蛮       257円

八宝菜         172円

肉みそ豆腐         82円

人参ともやしのナムル  61円

味噌汁                       30円

ご飯                          61円

合計     663円

 

これだけ食べて、たったの『663円』!!

 

しかもすぐに手元のトレイに並べられ、さらに美味しいとなるとまさに感動モノです。

 

一般のお店なら、美味しさは同じくらいでも、待たされて、しかも値段が高いとなるのは確実です。

 

「生協だから当たり前」・・・確かにその通りかもしれませんが・・。

 

感動は、「早い・旨い・安い」から生まれやすいようです。

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