流木

数日前に、台風並みの強烈な風に見舞われましたが、このような天候は、ある事にとってまさに『神風』なのです。

 

それは自然の恵みである『流木』です。

 

台風のような天候になると木々が川や海に流され、時間が経つうちに削られ、いい感じの丸みを帯びたフォルムになります。

 

これが、インテリアやディスプレイにうってつけの、お洒落空間作りの必需品としてとても人気があるのです。

 

ですから、このような天候の後の晴れた日は、素敵な流木と出会うチャンスデーなのです。

 


 

海岸や河によっては整備が行き届いている場所もあり、流木をただのゴミとして廃棄するトコロもありますので、行けば必ずあるという訳ではなく、色々な所を何時間もかけて彷徨い続けます。

 

今回は5時間程かけて集め、さっそく洗浄作業に取り掛かります。

 

浜辺で集めた流木は、いわゆる「磯の匂い」がきつかったり、汚れやごみ・虫などが付いていたりしますので、数時間かけて徹底的に塩抜きも兼ねて熱湯処理します。

 

そして、表面を磨いてひとまず第一段階が終了します。

 

この作業がかなり大変で、疲労がMAXになります。

 


 

残った湯を見れば分かるのですが、これだけの汚れが滲み出ます。

 

出回っている値段の安価な流木は、おそらくこのような処理をしていないんだろうな~と感じてしまいます。

 

 

横になって休みたいトコロですが、まだ大切な作業があるのです。

 

それは、第二段階の天日干し作業で、これで木の中に隠れている(かもしれない)虫を退治しつつ、流木独特の風合いがより強く現れてきます。

 

 

 

ちなみに、エアコンの室外機の上と右横にあるのが、天日に干して数ヶ月の流木です。

 

これくらいになると、完全に乾燥していい感じに白くなり古木の雰囲気が十分に味わえますので、インテリアにもばっちりです。

 


 

ちなみに、流木は色々な姿に変わります。

 

 

ほんの一例ですが、最近はエアープランツを絡ませた作品になる事が多いです。

 

 

GW真っ只中の来月5月3日(水)に、朝霧の大蔵海岸で行なわれるフリーマーケットに参加する予定で、これらの一部も出品しようかなと考えています。

 

今回は、流木以外にも植物やプラントハンガーなども出品する予定ですので、お時間やご興味がある方はぜひ大蔵海岸フリーマーケットにお越しください。

(フリマはあくまでも仕事と関係なく完全に趣味ですので、整体院でのコースなどは行ないません)

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