会話は最もすばらしいコミュニケーションツールです。
良くも悪くも会話でその人の人となりのようなものや品格のようなものが見えてくる事が少なくありません。

職業柄なのか元々の性格なのかは分かりませんが、どちらかというと話すより聴く事の方が重要と考えていますので、気がつくと聴いている事が多いように思います。
その際、どのような種類の会話をされるかを冷静に分析している事があります。
話が上手だな~と思う方は、趣味やご自身の考えを幅広い知識を用いて表現されます。
そして、そのような方はさりげなく「クエスチョン」を織り込んで、会話のキャッチボールを成立させる事が出来るのです。
逆に、残念だな~と思う方は、過去の自慢話や武勇伝に終始したり、場の空気に関わらず我が我がと一方的に話し続ける方です。
コミュニケーションが難しく、とても疲れます。
また、会話の大半が誰かの悪口や愚痴・不平不満ばかりというマイナスパワーが満載な方です。
本人はストレスが発散出来ていると思っておられるのですが、実はそのようなマイナスマインドはさらなるマイナス要因を作り、次から次へとマイナスな事しか興味が無くなり、それが新たなストレスとなり、はけ口としてマイナスな事ばかり口にするという悪循環なのです。
そして、もっとも閉口してしまうのが、話しのネタ元がヤフーニュースなどのネットから仕入れたものばかりという方です。
スマホやパソコンから必死にネタとなる情報を集めてはまるで自分ひとりが知っている事のように発信してるのですが、たいていの人が既に「知っている事」なのです。
会話を豊かにするには、色々な事に興味を持ちアンテナを張り巡らし、重ねた経験を適度に紡ぎ出すようにつなげつつ、「話す」と「聴く」を繰り返していく事だとか・・・。
なかなか難しいのですが、人間関係の基本は「会話」ですから、スマートに行ないたいものです。
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