疲れ

健康に良いというイメージを、間違って刷り込まれてしまい、実践してしまっている人が多い事をいくつかご紹介します。

 

 

健康のためには、とにかく汗をかくことが良いという事で、ダラダラと汗が噴出すような環境で運動をしたり、炎天下で走ったりされる方がいらっしゃいます。

 

そういう人は、「運動をした日はスッキリしてよく眠れる」とか、「身体が生まれ変わったような気がする」と思い込まれているのですが、実はそうではありません。

 

通常ではない発汗は脱水を起こし、紫外線は目から脳を疲労させます。

 

つまりこれらは健康に貢献しているわけではなく、むしろ身体に脱水状態を起こさせ、脳を疲労困憊状態にさせている、ただそれだけなのです。

 

残念ながら、「心身ともに疲れ果てて休まなければならない程の消耗を起こしてしまった」という状態なのです。

 

このような事は、温泉や雪山でのスポーツでも起こります。

 

普段それほど湯船に浸からない人が温泉に行くと長時間浸かったり、何度も繰り返し浸かる事で発汗・脱水し、疲労してしまうのです。

 

雪山では、紫外線が降り注ぐのに加えゲレンデからの反射もあります。

 

肉体的な疲労にさらに紫外線による疲労が重なるため、家路につこうとする頃に猛烈な睡魔に襲われるのはそのためです。

 

激しすぎる運動や暑すぎる環境での運動、長時間紫外線を浴びる、長湯を繰り返す。

 

このような事は決して健康にとってプラスになる事はなく、ただ体力を消耗させ疲労を増幅させるだけですので、「何となく良さそうだから・・・」というイメージに乗せられることなく適度なレベルで行なうようにしましょう。

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