無意識

姿勢の悪さが気になっている。

 

身体の不調の原因は姿勢の悪さかもしれない。

 

姿勢が悪いから腰が痛くなると言われた。

 

 

 

姿勢の悪さを何とかしたい! と、思いつつ何をどうしてよいか分からず、とりあえず背すじを伸ばしてみよう、胸を張ってみよう、頭を上から引っ張られているようにしてみよう。

 

そのように姿勢が「よく見える」事に懸命に取り組まれているかも知れませんが、疲れるだけでしばらくすると元のように姿勢が崩れてしまいます。

 

姿勢の悪さには、姿勢を保つために必要な筋力が不足している、姿勢を悪くする事で何とかやり過ごせている不安や緊張などの心の乱れ、悪い姿勢が癖になっている、というようないくつかの理由があります。

 

ですので、身体を捻る事で心理的な苦痛から逃れているような場合、いくら筋肉を鍛えても姿勢が良くなると考えられる身体の使い方を覚えても、なかなか姿勢は良くなりません。

 

また、単に癖になってしまっている姿勢の悪さを改善するには、いかに悪癖が身についてしまっているか、無意識に行なってしまっているかに意識を向け、気づく事が欠かせません。

 

そして、姿勢の悪さを改善するための色々な方法を意識的に行ないながら、それが無意識の状態でも行なえるように、徹底的に訓練する事が姿勢を良くするための最も効果の高い方法だと考えています。

 

特別な意識を繰り返し、意識をしなくても無意識に自然な姿勢が取れる。

 

これが本当の意味での「良い姿勢」なのです。

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