夏の暑さが厳しくなり、体力をつけるために鰻を食べるという「土用の丑」ですが、ほとんど意味が無いそうです。

もともと、夏に売り上げが落ちる鰻をなんとかして売るために、ムリくりこじつけたという説がもっぱらな「土用の丑」ですので、食べたからどうこうという事ではありません。
さらに、何百年も前の食生活を考えると、栄養価の低い食物が多かったので鰻のような栄養価の高い食べ物もアリかとは思いますが、現代は過剰なほどのカロリーや栄養素が含まれた食べ物が溢れかえっていますので、わざわざ鰻で補わなければならない理由はありません。
季節の風物詩と割り切るのなら、良いかとは思うのですが・・・。
ただ、夏の暑さが厳しくなり疲れやすくなって食欲が低下する事があるのも確かですので、何らかの対策は必要です。
その際に、外から何かをプラスをして元気になろうという考え方ではなく、内から元気にするという考え方の方が健全です。
食欲が低下する大きな原因は、冷たいモノの食べ過ぎ飲み過ぎや、寝不足などで胃腸の働きが低下するためですので、まずは生活習慣を乱さないような努力をしましょう。
内からの健康には、3つの「快」が欠かせません。
「快眠」「快食」「快便」です。
よく寝て、よく食べて、よく出す。
何かに頼らなくても、健康の基本は、このようにとても簡単な事の積み重ねなのです。
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