意識的に姿勢を良くしよう、ちゃんとしているように見られよう、真面目そうに振舞おう、明るい表情に努めよう・・・
それが「作られたモノ」であればあるほど、疲れ果ててしまいます。

本当はすごくしんどい、つらい。
そんな疲れた心を守ろうとすると、身体は自然と丸くなります。
心という見えないものの場所を、例えば心臓あたりだと仮定すると、その部分をかばうように腰や背中が丸くなり呼吸が浅くなり顔が下を向いてしまうのです。
よく『ココロとカラダ』という言葉を聞くことがありますが、それに『脳』をプラスすると、心の状態が身体に現れ、その姿を脳が読み取り判断する事でさらに身体の状態が変化し心に影響を与えます。
つまり心がマイナスな状態なら身体は丸くなり、脳が「あ~疲れていて大変だ! 守らねば!!」と考え、もっと身体を丸くしてしまい心をかばい窮屈にしてしまいます。
そんな人の無意識の状態はうつむき加減で背中が小さくなり丸くなっています。
呼吸が浅くなるために、ため息をついて少しでも呼吸を大きくしようとします。
そんな時は、空を見上げてみましょう!
空の色、雲のカタチ、風の音・・・
ぼーっとしながら自然の景色に心を向けていると、いつの間にか呼吸が緩やかに深くなったり、心がふわっと軽くなったりする事があります。
難しく考えずに、ただ見上げるだけでいいんです。
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