ストレス過多や疲労困憊の時、呼吸が浅くなります。
呼吸が浅くなる状態は健康にとって、とても良くありませんので、改善しなければならないのですが、ただ息を吐けばいい、吸えばいいという訳ではありません。

呼吸が浅くなる原因を取り除いたり、回避するような術を身につけると共に、息を大きく吐き深く吸う練習をする必要があります。
深い呼吸に欠かせないのは横隔膜という筋肉を活発に動かす事ですが、それを行なうためにも肋骨の動きを滑らかにする事、さらに肋骨と繋がっている背骨も滑らかに動かす事に意識を向け整えていきましょう。
また、呼吸が浅くなる時、大胸筋という胸の筋肉の動きも悪くなり硬くなりがちですので、しっかりとほぐすようにしましょう。
その辺りが全体として整ってくると背骨と繋がっている骨盤が安定しますので、身体全体が安定します。
身体が安定するという事は、心の安定に影響を与えるためちょっとした事で落ち込んだりする事が減少したり、心身ともに疲れにくくなります。
呼吸だからといって『息』だけに意識を向けていても、なかなかうまくいかないのは、こういう事があるからなのです。
スポンサーリンク