スポーツにおけるパフォーマンスにも、健康にも大きな影響を及ぼすのが、身体の柔らかさです。
筋肉の柔軟性ももちろんですが、特に大切なのは関節の可動域です。

可動域が狭い状態というのは、パワーを生み出す範囲が狭いという事であり、逆に可動域が広いとよりパワーを生み出しやすくなります。
例えば、ボールを蹴ったり、トラップしたり、ドリブルする場合、可動域が広いとボールを扱う時間や範囲に余裕が出来る事や、ボールにパワーを伝えやすくなります。
また、ボールを投げる場合、可動域が狭いとパワーを生み出すための余裕が無いのですが、広いと身体全体でひねり出せたり、リリースまでの距離が稼げるためにそれだけパワーを生み出す事が出来るのです。
これは、跳んだり走ったり打ったり泳いだり、あらゆる動きで共通する事ですので、まずは関節の可動域を広げる事を最優先して行ないましょう。
もちろん健康を考える際にも同じことが言えます。
可動域が広がると、最小の力で最大の効果が生み出せますので、身体が疲労しにくくなります。
もちろん、怪我の予防という意味でも可動域を広くする事は重要です。
鍛える前に広げる。
これは本当に大切です。
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