椎間板に問題がある腰痛「椎間板ヘルニア」や、慢性的な腰痛にとても効果が高いとされているのが「マッケンジー体操」と呼ばれる腰痛改善法です。
動きはとても簡単なのですが、実践すると余計に腰が痛くなったとか、効果が感じられないという方がいらっしゃるそうです。
どうやらご自身の腰の状態をしっかりと把握せず、とりあえず完成形を模倣しただけの「無理なマッケンジー体操」を行なってしまっている事が原因と考えられますので、今回は段階を経て行なう方法をご紹介します。
マッケンジー体操はうつぶせ状態から腕で身体を支え上半身を反らせる動きを行ないますが、とてもそんな事は出来ないとか、そもそもうつ伏せになるのが大変というような方には、まずこの初級動画のような動きから始めてください。
中級としたのは別名「パピーポジション」と呼ばれる、肘で支えるレベルの動きです。
これ以上身体をそらすと辛い・痺れるような場合は、この中級を頻繁に行なってください。
実際、この姿勢を取るだけでもかなり腰痛改善が見込めます。
この上級がマッケンジー体操の最終形ですので、しっかりと腰を伸ばすために、大きく呼吸をしてお腹を伸ばすように使い、気持ち良く腰まわりを伸ばす意識で行ないましょう。
ご自身のお身体の状態を把握し、もっとも適した動きになるように段階を踏んで行なうと、無理することなく効率的に改善が見込めると考えています。
当院では、腰割り・リグイス体操・股関節ストレッチと共に、腰痛対策としてオススメしているマッケンジー体操を、効果的な腰痛改善法としてお伝えしています。
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