伝える力

自動整体は「かんたん」なのです。

 

ほとんどが、『誰でも出来る簡単な動き』にもかかわらず、身体を整えられる方法なのです。

 

 

しかし、例外もあるのです。

 

先日のブログにも載せたような整体法も身体に意識が向いていないと難しいものでしたが、それ以上の意識が必要なモノもあります。

 

健康な身体作りに大切なのは『肩甲骨と股関節』ですが、それをつないでいる背骨のしなやかさも欠かせません。

 

そしてその背骨の動きに関与しているのが『胸郭』という部分です。

 

ザックリした言い方をすると内臓を守っている肋骨部分です。

 

この肋骨部分に意識を向け自在に動かせるようになる事を目的とした体操があります。

 

 

胸郭に意識が向かないと、何をしているのか訳の分からない体操ですので、4年前にアップした動画ですが、あまり視聴はされていません。

 

それだけ『観ても面白くない』『効果が感じられない』という体操としか認識されていないのでしょう。

 

とても残念に思う同時に、自分の伝える力の無さも痛感します。

 

 

自動整体で身体の中に意識を向ける事を続けていくと、胸郭(肋骨など)がほんの少しずつですが、自分の意思でずらす(動かす)感覚が分かっていきます。

 

胸郭が滑らかに動かせるようになると、それに関連する部分も動きが良くなり肩こり腰痛背中のハリ、首痛、自律神経バランスなど様々な事柄が整っていくと考えられます。

 

 

ある超有名スポーツ選手(野球)は、自分の意思で肋骨を一本ずつ別々に動かせるとおっしゃっていました。

 

そうする事で次への動作が0.数秒ほど早くなるのだとか・・・。

 

一般人には想像も理解も出来ない世界ですから、そこまでの極みを求めているのではありませんが、これら3つの動きでの意識の使い方が得られると、身体が楽に使えるようになると思います。

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