徳の高いお坊様でしたか、有名な作家様でしたか、記憶が定かではない話なのですが、義務教育はお勉強を教えるコトだけではなく、ある事を身につけさせる事が最も大切なのだそうです。

それは、「思いやりの心」なのだそうで、これを身につけた時点で義務教育は終了しても良いという程です。
相手の心を思いやる。
人の気持ちが分かる。
自分が我慢してでも人に譲る。
喜びを分かち合う。
人の幸せを喜べる。
そういう心を育てるのが本当の意味での義務教育であって、いくら勉強が出来ても思いやりの心が育まれていない子供は義務教育を終える事が出来ないという位の事をしても良いとも考えられます。
大人の世界でも、いつの頃からか「グローバル」だの「勝ち組」だのと、他人を踏み台にしたり、押しのけてでも大きくなろうとする事をもてはやす風潮が出来てしまいました。
日本人としての誇りは、「西洋人の真似事をするのではなく、日本人たる他人を思いやる心を忘れない事」だと思います。
そのためにも義務教育から考え直す必要があるのかも知れません。
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