日中はまだまだ暑いですが、夕暮れの時間が少し早く感じるようになりました。
朝夕がわずかに過ごしやすくなり、時々ですが風もなんとなくですが涼しいように感じる時があります。
このまま秋が到来するかと思いきや、おそらく残暑がやってくるのでしょう。

日本には四季という素晴らしい季節の移り変わりがあり、それに伴い色々なモノが姿を現したり消えたり、姿形を変えたりします。
「旬」という細やかな意識もこんな繊細な季節があるからこそだと感じます。
人の心身にも旬というべき、その季節に適した仕様に変化するチカラがあると考えられます。
寒いときには寒いなりの、暑いときには暑いなりの心と身体に変化させる事で自然の移り変わりに適合させるのです。
人は自然の一部です。
ですので、以前はこのような事が普通に行なわれていたのですが、現代は便利になり過ぎたせいで、この素晴らしい調節能力ともいうべき自然の流れを感じるチカラが衰えてしまっている人が増えています。
そうすると、季節の変化に心と身体がついていかず、心が沈んだり身体に痛みを感じたり、何をするにもしんどく感じたりしてしまうのです。
それを防ぐには、旬のモノを優先して食べたり、季節を感じる場所や事に身を置くなどし、自然の変化に敏感になる事や、よく寝てよく食べてよく動いてよく汗をかいて、心と身体の「鮮度」を上げておく事が必要です。
季節の変化を敏感に感じるには、この鮮度が欠かせないからです。
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