目的

当院にご来院くださる方の中には、お身体の不調を改善するためにどこかに通っていらっしゃる方が少なくありません。

 

そして、そこで何かしらの運動や体操などをご自宅で行なうように伝えられているのですが、多くの方がキチンと行なわれていないのが現状のようです。

 

 

ここで問題なのは、『伝える側』『伝えられる側』双方がそれをする事がどういうことなのか、何の目的にそれを行なうのかという『意思疎通』のような事を疎かにしてしまっているのではないか、という事です。

 

それぞれが「言った」「伝えた」「聞いた」「言われた」程度の理解で済ませてしまっているようです。

 

根底には「どうせしないだろう」や「どうせやってもよくならないだろう」というような気持ちがあるように感じます。

 

ですので、何かの指導や提案をされている方に「それはどこをどうするために行なうよう言われたのですか?」とお伺いしても「よく分かりません」とか「聞いてません」というようなお答えが非常に多いのです。

 

目的が明確でない事を続けるというのは、とても難しいのです。

 

何を何のためにどうするのか。

 

それを共通認識とする事が、お身体の不調を改善するために必要な事の一つなのです。

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