劣化

多くの方は、ご自身の実際の年齢とイメージの年齢に少々開きがあるようです。

 

いつまでも若い頃のイメージが頭に残っていますのでつい無理をしてしまいますが、身体は正直なもので、その無理がきかなくなるのです。

 

 

階段を使うと途中で息切れする。

 

徹夜をすると翌日がとんでもなくしんどい。

 

聞いた事、見た事をすぐに忘れてしまう。

 

つい「よっこいしょ!」と言ってしまう。

 

脂っこい物があまり食べられなくなってきた。

 

近くのものが見にくくなった。

 

何て事もない動きで肩や背中や脚がつる。

 

酒が抜けない。

 

 

形あるモノは時間が経つにつれ、必ず劣化していきます。

 

素材や使用頻度により違いはあるものの、必ずです。

 

それが「モノ」であれば、自転車や玩具のように部品を新品に交換する事で改善することが出来ますが、人の身体はそういう訳にはいきません。

 

日々、セルフケアを怠らないようにし、劣化の速度を遅らせる事に全力を注ぎ込みましょう。

 

放置するのが何よりも良くないのです!

 

気づかないフリ、大丈夫なフリ。

 

そんな事をしても何の意味もありません。

 

臭い物に蓋をするように、形ばかり年齢不相応な若作りに励む。

 

それはもっと意味が無い、どころか滑稽ですらあります。

 

人は必ず劣化します。

 

その事に対してどう向き合うか、それが大事なのです。

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