店を東灘の住吉から明石の朝霧に移転して7月で2年が経ち、とてもへんぴな場所にもかかわらず、ご来院くださるクライアント様に支えられ3年目に入る事が出来ています。

その最大の要因は、ネットだと考えています。
当院を知っていただくアイテムは、ホームページとフェイスブックとYouTube動画です。
アナログ派なので、ツイッター・インスタグラムはチンプンカンプン過ぎて手を出すのを諦めました。
特にYouTube動画経由のご来院が大半ですので、とてもありがたいのですが、しばらく前から少々困った事が増えてきています。
それは、動画を観てくださる方が増えた事で、一部の方に『医療で治せないモノを治してくれる』という間違った印象を与えてしまっているようなのです。
いくつかの自動整体動画で、すぐに痛みが軽減したり回復してしまうために、そのような動画だけをご覧になられ他の動画やホームページでの院の考え方・運営の方法をご確認いただけず、『この人ならきっと治してもらえるはず』と期待されご来院されてしまいます。
トップページでも書いているのですが、当院の自動整体は治す事が目的ではありません。
痛みをとったり、治す事ではなく、そうならないための身体作りを自分の力で行なう事をサポートする事が目的なのです。
ですから、そういう方とはどうしてもアンマッチが起きてしまい、『腰が痛いと言っているのに、なぜこの人は足の裏や足首の事を話すのだろう』とか、『肩こりだって言ってるのに、骨盤がどうこうとか、話聞いてるんだろうか』という事になってしまうのです。
『何か魔法のような整体法でちゃちゃっと治してもらえるんですよね』
どうやらYouTube動画では、そのような印象を与えてしまっている事が少なくないのかなと考えてしまいます。
動画を公開する事でご来院くださる方がいらっしゃる一方で、その動画によって本来の自動整体の目的とは異なるモノとして理解される方もいらっしゃいます。
まさに、『功』と『罪』というところでしょうか。
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