呼出煙

一時期TV画面からほぼ消えていた喫煙シーンがしばらく前から徐々に増えてきている印象です。

 

嫌煙者の健康を守る法案を骨抜きにし、薬物依存を支え続けるたばこ族の底力というところでしょうか。

 

特に女性に喫煙させるシーンを増やし、女性が煙草を吸う姿がかっこいいというような刷り込みを始めた模様です。

 

 

煙草にはニコチンなどの有害物質を手当たり次第に撒き散らすというとんでもない能力があり、一度依存させてしまうと手放せなくなるというおまけつきです。

 

恐るべきチカラを持つ煙草の煙には3つのパターンがあります。

 

① 主流煙・・・喫煙する人が吸う煙。

これは自業自得ですので、特にコメントはありません。

 

② 副流煙・・・煙草の先から出る煙。

受動喫煙でもっとも耳にする煙で、厄介なのは主流煙よりも有害物質を多く含むと言う事です。

 

つまり、煙草を吸う人よりその周りにいる煙草を吸わない人のほうが健康に良くない煙を吸わされているという事なのです。

 

③ 呼出煙・・・喫煙者が吐き出した煙。

コレはあまり知られていないかもしれませんが、とても危険な煙なのです。

 

煙草を吸った人の口臭はいつまでも臭いですが、あれは臭いだけではなく有害物質が口・器官・肺にこびり付いているのです。

 

ですので、たとえ喫煙所やベランダなど離れたところで喫煙をしても、その人が戻ってくると口から有害物質を吐き出し続ける事になり、喫煙をしない人の粘膜にこびり付き健康被害を引き起こすのです。

 

これからの時期、窓を開けると心地良い風を感じる事が出来ますが、隣近所にホタル族がいると気持ちの悪い煙草の煙が家の中に入り込み、息苦しさをも感じてしまいます。

 

本当にどうにかしてもらいたいものです。

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