武器

ご同業者の方から、「どんな資格が良いですか?」というご質問がありました。

 

その方のお人柄やお店のある場所の環境などが全く分からないですし、コンサルタント業をしている訳ではないので一般論になりますが・・・という前提で、お話をお伺いしました。

 

 

基本的な資格(国家・民間など)はいくつか取得されていますが、その後、カラーセラピーや心理カウンセラーのようなモノや、ヨガのインストラクター・占いなど色々な資格を取得されているのですが、なかなかお仕事に結びつかず、どんな資格を取るのが良いかという事でお悩みのご様子でした。

 

結論から申し上げると、「どんな資格を取るか」をお考えになるより「何がしたいのか」をお考えになられたほうが良いという事です。

 

資格は単なる資格でしかなく、それには何の確約も保障もついていませんし、取得する事がゴールではないのですがつい安心してしまいます。

 

こんな資格もあんな資格も持っている自分。

 

それが本当にご自身がやりたい事に結びつく事であるのなら、これほど素晴らしい事はありません。

 

しかし、「ただ持っている、コースを学んだ証として修了書をいただいた」レベルの内容では、使い物になりません。

 

使いこなせないものは持っていても無駄なのです。

 

数日前にも似たような事を書いたブログがありますので、ご参照ください。

 

どんなにたくさんの最新式の武器を体中に取り付けても、いざというタイミングで身体の一部のように自由自在に使いこなせないのでは、それはただのお荷物でしかありません。

 

あれもこれもと目が移ってしまいがちですが、ご自身がやりたい事が定まれば自然と余計なものは削ぎ落とされ必要なモノだけが見えてきます。

 

シンプルなほど実は効率が良いものなのです。

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