庇う

膝や腰に痛みがある時、問題なのはその部分だけではなく、それ以外の部分にも注意を払わなければなりません。

 

 

 

例えば、左の膝に何らかの痛みを感じると、身体は本能的に左の膝の負担を減らそうとします。

 

そうすると身体のバランスが変化し、右の脚を始め身体の各部分に今まで以上の負担がかかり始めます。

 

身体は頑丈に出来でいますので、すぐにどうこうという訳ではありませんが、痛みのある部分を庇い続けているうちにゆっくりと足首・膝・股関節などが耐えられなくなり、今度はその部分に痛みが出てしまいます。

 

左の膝の痛みが原因で肩がこっている場合があるなど、身体に感じる痛みのデメリットは部分ではなく全体の不調の原因となりますので、痛みを放置しないようにしましょう。

 

コルセットやサポーターのような「固定するモノ」を有効に利用するのも1つの方法だと思います。

 

常用するのは良くありませんが、動く・歩く・作業する・仕事する・掃除するなどの場合は積極的に使いバランスの崩れを最小限に抑えつつ、その痛みの原因となった原因を考えましょう。

 

ずっと同じ姿勢で作業をしたり仕事をしたりしていませんでしたか?

 

歩き続けたり立ち続けたりしていませんでしたか?

 

急に走ったり過度な運動をしていませんか?

 

まずはこのような痛みの原因を改善し、痛みのある膝や腰をサポートしながら他の部分を守るような過ごし方を続けていくと、身体全体のバランスがある程度保たれ改善に向かうと考えられるのです。

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