木味土味

「きあじ・・つちあじ・・」

 

「もくみ・・どみ・・」

 

正解は、「きみどみ」と読みます。

 

明石地域情報サイトの「明石じゃーなる」で見かけて気になっていたお店の1つ、加古郡播磨町の「木味土味さん」にお伺いしました。

 

 

1種類のランチのみ!というお店で、予約しないと入れないという前評判に興味がわき訪れてみると、外からは中の様子をうかがい知る事が出来ない店構えです。

 

さてさて、カウンターだけのお店なのか、頑固親父が睨みをきかすような緊張感のあるお店なのか、全く分かりません。

 

 

扉には、お品書きが1枚。

 

なかなかの品数ですが、相変わらずの「何屋さん?」状態です。

 

店内のメニューを見るところ、どうやら居酒屋さんのようですが。

 

 

お店に一歩入ると、突然の「闇」。

 

靴を脱いで入店するスタイルですが、なぜか真っ暗闇でどこに何をおけば良いのかチンプンカンプンです。

 

中は、狭くも広くも無いキャパで、程よく暗めの照明になっていてとても落ち着く雰囲気に、壁一面のアピールがなんとも斬新な組み合わせです。

 

外から想像したようなキケンな香りはまったくありません。

 

 

掘りごたつスタイルのカウンターに案内された後、メニューが1つしかありませんので注文はしません。

 

待つ事5分ほどで料理が運ばれてきました。

 

 

色んなおかずが盛り盛りで、いったい何十品目あるのでしょう~!?というほどのバラエティさです。

 

味については、会席料理のように一品一品手の込んだ料理という訳ではありませんが、普通に美味しく、特にタルタルソースとシチューのおかわりが欲しくなりました。

 

「人の好みは様々」ですので、いい意味でそれ以上でもそれ以下でもなく、この値段でこれだけ沢山のおかずが食べられるのであれば納得!!という印象です。

 

食べ終わり、おいとましようとお会計に向かったところ、「まだデザートがございますので」という事で再び着座。

 

お品書きには無かったはず・・・・。

 

 

手作りでしょうか、これまた「普通に美味しい」コーヒーゼリーです。

 

大満足でしたが、1つだけ閉口してしまう事がありました。

 

それは、「音が凄い」という事です。

 

女子率が高いせいなのか、天井が低いからなのか、壁が客席と近いからなのか分かりませんが、とにかくものすごい「会話音」です。

 

まるで保育園児がいっせいにしゃべり始めたような騒然とする中での食事ですので、ゆっくり落ち着いて食事をしたいという方にとっては苦痛でしかないかもしれません。

 

タイミングが悪かっただけかもしれませんが、そこが少し残念な印象でした。

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