「肉は動物性のたんぱく質だから食べないほうが良い」
「たんぱく質を摂取するなら豆類で十分、豆腐や納豆を毎日食べればいい」
一時期このような食に関する健康法をよく耳にしました。
しかし、今の主流はそうではないようです。

特に高齢者の多くは栄養失調状態で、認知機能に影響を及ぼしたり、体力面で衰えてしまいます。
食が細くなり食べやすいパンを過食したり、野菜などのあっさりしたものばかりに偏ってしまう事で必要な栄養素であるたんぱく質が圧倒的に不足してしまいます。
大豆食品にたんぱく質は含まれていますが、やはり肉を摂取するには及びません。
よく「肉を食べると太るから食べない」というコメントを聞きますが、それは肉と一緒に米やアルコールを摂取しているからです。
たんぱく質と糖質は、相性抜群なのです。
相性・・・太るための相性が抜群に良いのです。
ですので、肉を食べる時にその辺りに気を配れば何の問題もありません。
もちろん偏食はよくありません。
肉を避けて、野菜ばかりを食べるような食習慣は良くありませんが、たんぱく質を摂るために肉ばかりを食べればいいという発想は正しくありません。
たんぱく質を十分に吸収するには、ミネラルやビタミンなど色々な栄養素の助けが必要ですので、色々な食材をバランスよく食べる事で摂取したたんぱく質が活きてくるという訳なのです。
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