やわらかく

目の疲れの原因は、主に目の周りの筋肉(毛様体筋)が疲労する事で起こるというのが、一般的でした。

 

しかし、最近そうではない、またはそれだけではないというような「説」があるようです。

 

 

 

目の疲れの原因は「自律神経の乱れ」だそうです。

 

どういう事かと言いますと、現代の生活スタイルでは携帯端末やパソコンが欠かす事の出来ないツールとなり、常に視点が近くにあります。

 

生き物は本来、敵に襲われないよう常に視線を遠くに保ちます。

 

その際、緊張や興奮というような状態になるため交感神経が優位になります。

 

逆に視線を近くに置くときというのは、そばにいる仲間や家族を見たり危険がない環境の時で、安心やリラックスという状態ですので副交感神経が優位になります。

 

これが自律神経的の自然なシステムなのですが、現代人は常に視線がスマホやパソコンに固定され、しかもそれが長時間続く事で緊張状態が延々と続いてしまうのです。

 

つまり、副交感神経が優位になるべき状態にもかかわらず、交感神経が優位になるという異常事態が起こっているという事なのです。

 

そうなると自律神経が乱れ疲労と感じるようになる。

 

というものです。

 

遠くの山や景色を見る時に心地よく感じたりリラックスしたりするように、「?」という部分もあるのですが、このような今までの考えとは異なる解釈や理論に対して、拒絶や否定ばかりに力を注ぐのではなく、頭をやわらかくして理解するように努める事が大切だと思います。

 

目の疲れは自律神経の乱れなのだそうです。

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