違い

姿勢が悪いので何とかしたいとの事でご来院くださる方の中に、どこかで姿勢改善の指導を受けた事があるという方が少なくありません。

 

お話をお伺いしてみると多くの場合「胸を張る」「あごを引く」「頭を真っ直ぐにする」というような指導で、中には頭の上に何かを置かれ落とさないようにバランスをとるというモノもあるようです。

 

 

時折見聞きする定番といえば定番ですが、これは姿勢が良くなるというより姿勢が良く見えるテクニックという側面が大きいと考えられます。

 

当院ではこのような事ではなく、もう少し本質的な部分から行います。

 

姿勢の悪さは心理状態が大きく影響しています。

 

落ち込んでいたり、自信が無かったり、ショックな事が起きたりすると人は心をかばうように胸が閉じ背中が丸くなります。

 

この部分は整体でどうにかするのはとても困難です。

 

それとは別に身体が原因の場合は本来の身体の機能が満足に働かないために不自然な形が続く中で、そのまま癖となってしまい歪んだ状態が維持されてしまうと考えられます。

 

良い姿勢とは、見た目が良いとか骨格的に正しいなどよりもご本人にとって自然で無理の無い状態の事だと思います。

 

人はそれぞれです。

姿勢の悪さにも様々な原因があると考えます。

 

不自然なままの状態が楽と感じるようになってしまっている方が多いので、自然な姿勢を妨げている部分を改善し無理なく姿勢が整っていくように色々な方法を取り入れています。

 

主に骨盤・股関節・肩甲骨・肋骨・背骨の動きを良くしていくと身体は自然と楽な姿勢=良い姿勢に向かいます。

 

ですから、当院では胸を張りましょう!とかあごを引きましょう!というような指導は行なわないのです。

スポンサーリンク