身体の各部分にはそれぞれに適当な負担というモノが割り当てられています。
関節のように複雑な構造になっている部分は、様々なパーツが組み合わさって出来ているので無理がきいてしまいます。
そのために本来の機能以上の働きをせざるを得ない場合でもつい頑張ってしまい壊れてしまうのです。
例えば『ゴルフ』。

「腰が痛い」
「背中が痛い」
「膝が痛い」
理由はいくつか考えられるのですが、その1つは肩甲骨の動きの悪さです。
スイングを行なう際に肩甲骨が滑らかに動けば良いのですが、動きが悪いと打つために必要な要素が足りません。
しかし身体は連動した構造のため、その不十分な動きを代償する事が出来てしまうのです。
それが「腰」であり「背中」であり「膝」なのです。
当然、本来の機能ではない負担を強いられるので、股関節・膝関節・・・などがどんどん壊れていきます。
ゴルフでこのように腰・背中・膝が痛い方は、痛みのある部分ではなくまずは肩甲骨に目を向けるべきだと考えます。
動きの悪い肩甲骨のままではいくら練習をしようと高価な道具を使おうと健康器具を身につけようと痛みの改善は見込めません。
逆に肩甲骨の動きを改善し、他の部分に負担をかけないスイングが出来るようになればこれらの部分の不調は驚くほど無くなると考えられます。
他のスポーツなどでも同様の事は起こりますので、『肩甲骨は柔らかく』が基本なのです。
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