健康の大敵とされる『肥満』。
それを気にするあまり食べ物のカロリーばかり気にしていませんか?

「これはカロリーが○○もあるから太る!」
「1日に取っていいカロリーは○○カロリーだからもう食べるのやめよう」
様々な情報の影響からカロリー信仰ともいうべきこのような考え方がごく普通に思われるかもしれませんが、実はあまり意味がありません。
人が太るメカニズムは単純で、『摂取ー消費』という1点です。
これがすべてと考えられます。
そこで大切な事はいくら摂取したのかという事よりもその摂取したカロリーをきちんと消費出来る身体かどうかという事です。
代謝がよく『摂取<消費』という方は肥満になりにくいのですが、問題はそうでは無い場合です。
同じ摂取カロリーであっても代謝が悪く消費能力が良くない人は『摂取>消費』となり、脂肪として蓄積されてしまいます。
さらに良くないのは、代謝が悪く食べれば太るからとカロリーの少ない食事を少ししか摂らないという考え方です。
完全なエネルギー不足、栄養失調状態ですので、ますます代謝が悪くなってしまいます。
しっかり食べてしっかり運動する。
これが健康な身体作りの基本です。
太りやすい、太りにくい体質という遺伝的な事も少なからず関係はしますが、摂取カロリーに注目するよりも代謝を上げガンガン消費出来る身体作りに意識を向けていただきたいと思います。