中心

ペットボトルでも本でも構いません。

 

身体に沿って持った時と身体から離して持った時との重さの違いを感じてみてください。

 

身体に沿った時の方が重さを感じにくいはずで、これは身体の中心に重心が近い程身体が安定するため余計な力を使う必要が無いため軽く感じると考えられます。(重力は除きます)

 

 

 

身体の外に力が向かう程、「しんどく」感じ、内に向かう程「楽に」感じます。

 

これを日頃の生活に落とし込むと、ポイントとなるのは「手の小指」と「足の親指」です。

 

足の指の中でより身体の中心にある指は「親指」です。

同様に手の指では「小指」です。

 

手の指は姿勢が悪く猫背で肩が巻きがちの人は親指が内側に入りますが、自然に胸を張った良い姿勢では小指が最も内になります。

 

立つ時、歩く時、活動する時にそれぞれの小指と親指に意思を向け、力を込めるようにすると重心が中心に近づくため身体が楽に動かせるようになります。

 

逆に足の小指に体重が乗るような立ち方や歩き方をする癖がついてしまうと、力が外側に抜けて身体に余計な負担をかけ膝や股関節が痛くなったり、腰痛に悩まされたりする事につながってしまいます。

 

少し難しいとは思いますが、「手の小指と足の親指」を意識してお過ごしください。